群馬大学 医学部 保健学科 多専攻学生による模擬体験型チーム医療実習

平成19年度 文部科学省「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)
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ご挨拶

学科長ご挨拶

 現代の医療は、高度化・専門化により様々な問題をはらんでいます。それは、DOS (Doctor oriented system or Disease oriented system)と呼ばれる「医師、ないし疾患中心の医療」が行われてきたためです。しかし、近年はこれらの問題を解決するため、POS(Patient oriented system or Problem oriented system)と呼ばれる「患者さん、ないし患者さんのもつ包括的問題」中心の医療へと変わりつつあります。これは、患者さんを中心におき、その身体、精神、社会的背景などのすべてを治療対象に含め、医師のみならず、あらゆる医療従事者・関係者が協調して医療に当たるシステムです。この中の医療従事者・関係者には、看護師、保健師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、栄養士、病院事務職員など多くの職種が含まれます。

このPOSを推し進めるためには、チーム医療が不可欠です。しかし、日本のチーム医療の歴史は浅く、まだまだそのシステム、知識、技術は十分とは言えません。そこで、本学では大学設置時よりチーム医療の重要性、知識、技術を教育してきました。この教育体制をさらに充実させるためには、まず日本の医療教育機関の間でネットワークを作り、情報を交換し、さらに一歩先を行く世界的ネットワークとの連携を図る必要があります。ヨーロッパには、EIPEN (European Interprofessional Education Network)やCAIPE (UK Center for the Advancement of Interprofessional Education Network)が、また全世界を結ぶInterEdというネットワークがあります。

この特色GPにより、有効な教育ネットワークを構築し、日本のチーム医療の実現・充実を目指した教育を進めていきたいと考えています。

保健学科長 村上博和

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