指導要領(一部)
指導要領は、グループ担当教員に最初の全体ガイダンス時に配布するものである。実際にグループの実習計画に立ち会うための具体的な日時のスケジュールや内容、そしてそれぞれの目標が提示されており、実習全体の概要を把握することが出来る。
チームワーク実習報告書
実習報告書は、第1回の平成11年度から毎年作成されている。約20のグループがそれぞれの実習内容を、施設の説明から疾患の理解、そして実習課題に沿った成果と反省を4ページで作成する。さらに、グループごとの学生の意見が掲載され、医学科の参加への要望が確認される。保健学科の教員はもとより、外部実習施設へお礼状とともに送付され、実習施設間の相互情報の交換にも寄与している。
本取組についての発表論文とFaculty Developmentでの報告
- 小河原はつ江、伊藤まゆみ、遠藤文雄、山勝裕久、大野絢子. チームワーク実習における4年間の教育評価. 群馬保健学紀要、24: 93-101, 2003.
- 遠藤文雄、伊藤まゆみ、小河原はつ江、山勝裕久. 群馬大学医学部保健学科におけるチーム医療教育の現状 –チームワーク実習の試み-. Quality Nursing、9: 36-39, 2003.
- 内田陽子. “できるADL”を高める退院計画 –学生にもできた退院計画-. コミュニテイケア、7: 58-61, 2005.
- 伊藤まゆみ. チームワーク実習の現状と課題について. 群馬大学保健学教育ワークショップ、保健学教育におけるカリキュラムについて. 平成16年2月6日. 群馬大学医学部保健学科ミレニアムホール、前橋.